言葉

「9月11日」

2001年の

NY同時多発テロから

今日で14年。

この日は僕の人生を

大きく変える日となった。

それだけ僕には特別な日だ。

世界の矛盾を知った日。

自分の無力感を思い知らされた日。

戦争が始まってしまった日。

たくさんの方の尊い命が突如奪われた日。

僕はまだ、

世界を良く出来たとは言えないけど

この日から少しでもこの世界に

希望が増えたらいいなと

葛藤しながらも力いっぱい生きている

つもりでいる。

2001年9月11日

どれだけの希望をつくれば

この日の哀しみに

追いつけるのかは全く分からないけど

僕はこの日をきっかけに

希望を増やしたいと想うようになった。

人が人として生きるということは

哀しみを哀しみで終わらせずに

生きるということ。

泣くなと言っているわけではない。

哀しいことは十分に哀しんだらいい。

ただ忘れない。

そこから希望を灯すことを忘れない。

僕に出来ることは少ない。小さい。

だから、朝たまに、子どもたちに

「父ちゃんは今日も

ちょっとだけ世界を良くしてくるよ。」

と言って家を出る。

世界に届く日がいつ来るかは、

まだ分からないけど

自分の身近な人たちに希望を

もっともっと灯せるように

頑張ろうと強く想う。

僕にとって9月11日は

やっぱり自然と初心に帰って

初心から始める日なんだ。

きむ

きむから毎月「今月の詩」が届くメールマガジン、“きむメール”。きむに関する情報や新作アイテムのご紹介も満載。
もちろん、登録は無料です。