言葉

「質問者」

ただ楽しく

生きたいだけなのに

不定期に定期的に

どこか深いところから

誰かが問いかけてくるんだ

「なぜ生きる?」

いつも思う

あの質問者はいったい誰なのか?

本能というべき僕なのか、

人類という歴史ある

細胞に組み込まれたDNAなのか、

答えは分からないが

「なぜ生きる?」

の質問に心を背けずに生きることは

産んでもらった

責任なのかもしれないとも思う

そう考えると

人生の幕というべき

エンドロールを向かえるときに僕は

胸を張ってこの問いに答えたい

どこの誰だか分からない質問者、

だけど身近には感じるから

ひょっとしたら

半分僕で半分僕じゃない質問者、

問われたからには答えよう

今日も

答えを求めてもがく日々は続く

きむ

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